築約30年の病院ですが、屋上はあまり使っていなかったということで、防水施工が劣化していることは遠目で見ても一目瞭然の状態でした。
防水マットが劣化しているばかりか、破れてしまって中に土が入り込み苔が繁殖してしまっている状態でした。
ここまでくると防水の効果は無く、コンクリートが剥き出しになっているので雨水が染み込んでしまい早急な対応が必要です!
今回採用した防水シートを機械的に固定する方法を『機械的固定工法』といいます。
美観と作業性を兼ね備え、耐風圧性、断熱性、耐火性にも優れているだけでなく、安心して屋上を歩いて使用でき、しかも施工する下地を選びません!
今回のように下地の防水面やコンクリート部分が露出してしまっている箇所にも施工でき、新東京国際空港やさいたまスーパーアリーナ、他にも全国の病院、市役所、大学、他公共施設でも施工されているメーカーの材料と工法なんです!
何が機械的なのかというと、写真にもあるシートをディスク板で固定する際、IH調理器と同じ原理で、磁気で熱を発生させてディスクの被覆層を溶かしてくっつけているのです!
この方法は苛酷な条件でも強固に接着して耐久力も抜群、しかもメーカー保障付きですので、ある程度広範囲の防水には本当にオススメです!!